未成年・主婦・高齢者でも融資は受けられる?ポイントについて解説

「未成年だけどお金を借りたい」「主婦でもお金の借り入れはできる?」など、融資を受けたい未成年や主婦のなかには、このような疑問を感じている人は多いものです。

また、収入が年金のみで、十分な貯金がない高齢者においても、借り入れできるのか不安を感じている人もいることでしょう。

ここでは、未成年・主婦・高齢者が受けられる融資の紹介や、それぞれのポイントについて解説をしていきます。

融資を受けたい人、有事の際に備えたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

未成年が融資を受ける方法はある?

「予定外の出費があったので現金が足りない」「急な予定が入り現金が必要」などの状況から、融資が必要となる機会は多々あります。

日雇いバイトで稼ぐ方法や親から支援してもらうのが一般的ですが、働く時間がなかったり、親を頼ったりすることができない人もいることでしょう。

ここでは、未成年が融資を受ける方法について、代表的なものを紹介していきます。

クレジットカードのキャッシング枠

未成年の場合、金額は5万~10万円と限度額は少額ですが、クレジットカードにキャッシング機能が付帯されていれば、銀行やコンビニのATMで借り入れすることが可能です。

クレジットカードを持っておらずこれから申し込みをする場合、未成年者は親権者の同意書が必要となるので内緒で作ることはできません。

多くのクレジットカードは、18歳以上から作成できるので17歳以下の未成年は利用できない方法です。

学生ローン

学生ローンは、18歳以上の大学生や専門学生、短大生を対象にした消費者金融の商品です。

こちらは、親権者の同意は不要で、アルバイトをしていて安定した収入があれば、即日で融資を受けることもできます。

限度額も10万~50万円ほどが相場で、クレジットカードのキャッシングよりも高い金額を受け取ることが可能です。

主婦でも融資を受けることができる?

普段は上手く家計を管理できている人でも、急な出費や思わぬ予定によって頭を悩ませてしまうものです。

夫に相談することもできず、困っている人もいるでしょう。

ここでは、主婦でも融資が受けられる方法について紹介していきます。

銀行カードローン

大手銀行では専業主婦へのカードローンによる貸し付けを行っていないことから選択肢から外されがちですが、ネット銀行や地方銀行では収入のない専業主婦でも申し込み可能なものがあります。

ネット銀行では、専用アプリを使用することによりカード不要でATMへの入金手続が行えることもあり、夫に内緒で利用することも可能です。

基本的に、専業主婦本人の名義で契約を行えば、夫の勤務先へ在籍確認されることもなければ、収入証明を提示する必要もありません。

これらは夫の収入が安定していることが前提ではありますが、万が一に備えて申し込みをしておくと有事の際に慌てずに済むでしょう。

消費者金融

総量規制によって、法律内で融資を受ける場合、収入の3分の1までという上限があるため、収入が0円の専業主婦は利用できませんが、パート・アルバイトをしている主婦であれば消費者金融による融資も可能です。

ただし、先の総量規制があるため、希望する金額の融資を受けられない場合もあるので注意が必要です。

また、配偶者貸付という方法もありますが、こちらは夫の同意が必要であるため、融資を受けようとしていることを知られたくない人には向いていないでしょう。

高齢者でも融資は受けられる?

「老後破産」という言葉が珍しくなくなった昨今、老後の生活で困窮している人は少なくありません。

定年退職後も、住宅ローンや税金など月々の固定費は何かと多いものです。

高齢者であっても融資を受けることは可能ですが、主婦同様3分の1までのルールが存在し、年金はカウントされないことに注意しなければなりません。

つまり、定年退職した人はフリーランスで収入を得る、不労収入を得るなどしていなければ、融資を受けることは難しいのです。

厳しい状況ではありますが、高齢者でも借りられる制度やローンは存在するので、それぞれ代表的なものを紹介していきます。

年金担保融資制度

総量規制では年金を収入に含めることができませんが、年金担保融資制度では年金を担保にしてお金を借りることが可能です。

年金担保融資制度は、独立行政法人の福祉医療機構が運営する公的制度であり、年金証書を持っていれば利用できます。

信用保証機関に保証料を支払えば保証人は不要ですが、そうではない場合には連帯保証人が必要です

高齢者で年金以外の収入がない人は多いので、融資が必要な際には利用を検討してみましょう。

地方銀行シニア向けローン

カードローンは審査があることから選択肢から外されがちですが、実はシニア向けローンも多数存在します。

年齢制限(上限)が設けられていることもありますが、年金担保融資制度のように年金を担保にしたり、リバースモーゲージのように自宅を担保にしたりする必要がなく、無担保で利用できるのも魅力的です。

地方銀行は地域密着型なので、気になる人は話を聞きに行くのも良いでしょう。

融資が受けられず困ったときには個人間融資

未成年や主婦、高齢者でも融資が受けられるサービスはありますが、審査によって融資を受けられないことも多々あります。

そのような場合には、審査不要で即日融資が受けられる個人間融資もおすすめです。

個人間融資の掲示板は数多くあるが、レンタルマネーであればルールが明確で、利用者も多数いるので初めての融資でも安心して利用できます。

まとめ

  • 未成年はキャッシングや学生ローンでの融資がおすすめ
  • 主婦でもカードローンや消費者金融で融資を受けられる
  • 高齢者は年金担保融資制度やシニア向けローンの利用がおすすめ

未成年や主婦、高齢者でもキャッシングやカードローン、消費者金融などで融資を受けることは可能ですが、年齢や収入によって制限があることがほとんどです。

状況によっては、審査を通過できなかったり、希望する金額の融資が受けられなかったりすることもあるでしょう。

それでもお金が必要となる状況は多々あります。

銀行やクレジット会社、消費者金融などから融資が受けられない場合には、審査不要で誰でも利用できる個人間融資も選択肢に入れてみてください。

未成年・主婦・高齢者でも融資は受けられる?ポイントについて解説
トップへ戻る