「パトロンサイトって危険なの？」「安全なサイトの見分け方は？」など、パトロンサイトの利用を検討する際、このような疑問を感じている方もいることでしょう。
実際、ニュースでもこれらを問題視する声は上がっていますが、実態を把握できていない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、パトロンサイトについての解説と、利用するうえでの危険性、安全なサイトの見分け方を解説していきます。
不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもパトロンサイトとは？
かつては、経済的に困窮している芸術家を支援する人のことをパトロンと呼んでいることから、パトロンサイトも「推し」への投げ銭や、文章や写真、動画の購入などができるWebサイトを指していました。
しかし、パパ活やママ活という言葉が市民権を得た昨今、パトロンサイトとはこれらのマッチングサイトを指すことが多くなっています。
パパ活とは、女性が男性と食事やデートをすることでお小遣い（報酬）をもらうことで、この活動事態は取り締まる法律がないため違法ではありません。
パトロンサイトにはどのような危険があるのか
ニュースでも度々取り上げられていることから「パトロンサイトは危険」「パパ活は危ない」などのイメージを持っている人もいることでしょう。
ここでは、パトロンサイトやパパ活ママ活における7つの危険性について解説していきます。
体の関係を求められる危険性がある
そもそも望まない体の関係を強要されること自体が違法ですが、2人きりで逃げられなかったり、脅されたりしてやむなしという状況は往々にして起こり得ます。
女性の場合、体の関係を持つことで法に触れることはありませんが（不特定多数の場合には売春防止法に抵触しますが）、その分病気をうつされたり妊娠してしまったりするリスクがあります。
なお、男性の場合には、18歳未満の相手にお金を支払って体の関係を持ったら確実に逮捕、お金を支払わなくても補導（逮捕もあり得る）されるので肝に銘じておきましょう。
通報されなくても、関係を持った事実を突き付け脅される可能性もあります。
犯罪に巻き込まれる可能性がある
パトロンサイトを利用したことで犯罪に巻き込まれる可能性もあります。例えば、次のような事例が挙げられます。
2人きりのはずが複数人に襲われた
- 金品や貴重品を盗まれた
- 拉致、監禁された
- 怪しい仕事をやらされた
現代において、パパ活やママ活自体は珍しいことではなく「周りの子もやってるから大丈夫」「滅多に危険なことはないでしょ」と油断や軽い気持ちでいても、いつどのような犯罪に巻き込まれるか分かりません。
「何度も会ってる人だから大丈夫」と思っていても、ある日突然豹変することもあります。
“絶対に安全”ということはあり得ないことを覚悟して利用しましょう。
身バレや個人情報の悪用
パトロンサイトを利用する方の中には、相手への身バレはもちろん、周囲の人に活動自体知られたくない方も多いことでしょう。
しかし、連絡先の交換、身分証明書の確認、SNSなどあらゆる状況で身バレする可能性があります。
これらを材料に脅されたり、情報を悪用されたりしてしまうこともあるので、情報管理には細心の注意を払う必要があるでしょう。
<h3>返金するように脅される</h3>
活動をしているなかで「この人とはもう会いたくない」と感じることもあるでしょう。
常識的に考えれば、もう会えないことを伝えられた相手は引き下がるものですが、なかには割り切れず、逆上する人も存在します。
その際「これまで渡してきたお金を返せ」「返さないと活動をバラすぞ」など脅され、トラブルに発展することもあります。
お金を支払ってもらえない
食事やデートをしてお小遣いをもらうはずが、相手からお金を支払ってもらえないこともあり得ます。
「食事中に席を外してから戻ってこなかった」「ホテルに泊まって、起きたら相手がいなかった」など状況はさまざまです。
報酬を得るどころか、食事代や宿泊費を払わせられて損をしてしまうリスクがあることも覚えておきましょう。
ストーカーや詐欺被害に遭う
先の返金することの脅しにも近いですが、パパ活ママ活と割り切れない相手が、ストーカー化してしまうこともあります。
自宅だけではなく、SNSでの発信から居場所を特定することも可能です。
「非公開だから大丈夫」と思っていても、仲良い友人のタグ付け、なりすましなど多様な方法で調べ上げられてしまいます。
トラブルに巻き込まれる可能性がある
ここまで、さまざまなリスクを紹介してきましたが、それ以外にも数多くの危険性が潜んでいます。
例えば、相手が既婚者だった場合、活動が相手のパートナーにバレたことで、多額の慰謝料を請求されてしまうこともあります。
このように、自分が気を付けていても相手の諸事情からトラブルに巻き込まれる可能性もあるのです。
利用する際には、こうした思わぬリスクも潜んでいることを覚悟しておきましょう。
安全なパトロンサイトの見分け方のポイント
危険性があることが分かっていてもパトロンサイトを利用したいという方もいることでしょう。
ここでは、少しでもリスクを軽減できるよう、安全なパトロンサイトの見分け方のポイントを6つ紹介していきます。
会員数が多い
最初のポイントとして、会員数が多いことが挙げられます。
パトロンサイトへの登録する際、口コミや評判などを調べる方が大半ですが、会員数が多いということは、調べた結果から安全と判断した人が多くいるということでもあります。
もちろん、会員数が多いことが全てではありませんが、一種の安全性を測るバロメーターになるといえるでしょう。
運営期間が長い
サイトの運営期間が長いことも重要なポイントです。
その理由は、悪質なサイトはすぐに口コミや評判が広まり、サイトが閉鎖されてしまうからです。
また、悪質なサイトでは摘発される前に店じまいすることも多く、自ずと運営期間が短くなります。
運営期間が長いということは、それだけ実績があるということでもあるので、利用前にチェックするようにしましょう。
評判や口コミをしっかり確認する
あらゆる情報がネット検索で調べられる現代において、新しい商品の購入やサービスの利用前に評判や口コミを調べることは、ほとんどの方が実施していることでしょう。
これらを確認する際、業者やサクラが登録を促すための書き込みしているケースもあるので、1つの口コミサイトではなく複数チェックすることをおすすめします。
安全管理がされている
パトロンサイトを利用する際、安全管理がされていることも重要なポイントです。
具体的には、運営が悪質なユーザーがいないかどうか確認するサイト内のパトロールや、通報されたユーザーの処分をきちんと実施しているかどうかなどが挙げられます。
このように運営が目を光らせているサイトでは、悪質なユーザーは活動しにくいので、利用者のリスクも軽減するのです。
年収証明や年齢確認がある
年収証明や年齢確認があるかどうかは、パトロンサイトならではのポイントといえるでしょう。
先にリスクとして紹介した「お金を支払ってもらえない」「未成年が相手だった」などといった危険性の回避に役立つので、安心して利用することができます。
個人融資のレンタルマネーの活用
パトロンサイトの利用者には、次のようなタイプに分けられます。
- ラクして稼げるから
- 収入が減ったのでその分を補填したい
- 支払いが間に合わず、すぐにお金が欲しい
このなかで、支払いが間に合わず、そのためのお金が欲しいことを理由にパトロンサイトを利用しようとしている方には、個人融資という選択肢もおすすめします。
パトロンサイトのようにお小遣いではなく、融資としてお金を借りるので返金する必要はありますが、食事やデートによる報酬ではなく、融資者からの振込みで完結することも多々あるので、大幅なリスク軽減が見込めます。
安全に融資を受けたい方は、レンタルマネーもチェックしてみてください。
まとめ
- パトロンサイトはパパ活ママ活のためのマッチングサイトを指す
- 違法性は低いもののトラブルに巻き込まれる可能性はある
- 安全なパトロンサイト選びには会員数や運営会社の確認がポイント
- すぐにお金が必要なのであれば個人融資の活用もおすすめ
パトロンサイトは、パパ活やママ活のマッチングを目的としているものが多く、食事やデートをすることでお小遣い（報酬）が得られます。
働かずして収入が得られると安易に考えられがちですが、金銭トラブルや犯罪に巻き込まれる、不倫で慰謝料を請求されるなど、数多くの危険性があることを忘れてはなりません。
少しでも安全なパトロンサイトを選ぶためには、会員数や運営会社、利用するサービスの口コミや評判などの事前確認が重要です。
また、すぐにお金が必要でパトロンサイトの利用を検討しているのであれば、個人融資もおすすめなので、レンタルマネーもぜひチェックしてみてください。