「ブラックリストに入っているからお金を借りられない」
と、諦めている人はいませんか？
確かにブラックリストに入っていると、信用調査が必要なところからお金を借りることはできません。
とはいえ、冠婚葬祭など急な出費があったときなどは、どうしてもお金が必要です。
ブラックリストに入っていてもお金を借りたいときはどうしたらよいのか、この記事を読めば分かります。
自分が本当にブラックかどうかを調べる方法もあるので、ぜひ参考にしてください。
ブラックリストに入っていてもお金を借りる方法
ブラックリストに入っている場合、信用調査が必要なところからお金を借りるのは不可能です。
現在安定的な収入がある場合は、相談にのってくれる消費者金融もありますが、望みは少ないと思った方が良いでしょう。
しかし、信用調査が必要ないところからお金を借りることはできます。
具体的な方法は以下の4つです。
- 個人融資掲示板「レンタルマネー」を使う
- 公的な制度で援助を受ける
- 学生であれば学生金庫を使う
- 親戚や知人から借りる
上記の方法であれば、消費者金融やクレジットカードなどの信用調査がなくてもお金を借りられます。
それぞれの特徴を見てみましょう。
個人間融資掲示板「レンタルマネー」を使う
個人融資掲示板のレンタルマネーは、個人でお金の融資を募集する掲示板です。
個人間融資は詐欺の被害も報告されていますが、友達などの知り合いからお金を借りるのは気が引ける、という場合には有効な手段です。
個人間融資のメリットは以下の2つです。
- 返済期限を自分で設定できる
- 利子は応相談
しかし、悪質なトラブルに巻き込まれるリスクがあるのも事実。
リスクが高い以下の2つに当てはまる場合は、コンタクトを取らないようにしましょう。
- 24時間対応可能な個人の電話番号が載っている
- 法外な高さの利息
このような条件に当てはまる場合は、個人のふりをした闇金の可能性があります。
すぐにお金を貸してくれる、といった甘い言葉であっても、かかわらないようにしましょう。
公的な機関の制度を使う
生活に困っている場合は、公的な機関でお金を借りることが可能です。
緊急でお金を借りたい場合は「緊急小口資金」や「総合支援資金」といった制度を利用できます。
どちらも生活に困っていることが条件であるため、欲しいものがあるけれどお金が足りない、といった場合は受け付けてくれません。
振り込みまでに1週間以上かかりますが、無利子で借りられるというメリットがあります。
社会福祉協議会の窓口で受け付けています。
学生であれば大学の学生金庫を使う
大学生であれば、学校が独自におこなっている貸付制度を利用できます。
大学の貸付制度は学生金庫とも呼ばれ、クレジットカードなどのブラックリストは反映されません。
融資を受ける条件は、在籍している学生に限られていて、授業料の滞納などないことが条件です。
学生金庫は少額の融資がほとんどですが、お財布を落としてしまって困っているといったことでも無利子でお金を借りられます。
返済期限は数か月以内と短いため、アルバイトなどですぐにお金を作る努力が必要です。
親戚や知人に借りる
ブラックリストに入っていても、親戚や知人からであれば審査の必要なくお金を借りられます。
金額にもよりますが、少額であれば口頭で返済日を伝えるだけで借りられることも。
金額が大きい場合は、借用書を作成して返済日や返済方法、利子などを書面で見られるようにしておいた方がよいでしょう。
親戚や知人に借りる場合は、人間関係のもつれの原因となる可能性が高いため注意が必要です。
借りずにお金を手に入れる方法
お金を手に入れるには、借りる以外にも方法があります。
それは、品物や労働力と引き換えにお金を手に入れること。
その方法とは、以下の2つです。
- 品物をお金に変える
- 即日払いのアルバイトをする
この方法であれば、返済の必要がないお金を手に入れることが可能です。
具体的にどのようなものなのか、見てみましょう。
質屋やリサイクルショップで品物をお金に変える
持っているものを質屋やリサイクルショップで売って、お金にする方法です。
貴金属や時計といったものであれば、まとまったお金にできます。
もし貴金属や時計がなくても、家電やパソコン、前に使っていたスマホなどはないでしょうか？
そのようなものでも、いくらかのお金にすることは可能です。
質屋やリサイクルショップの利用は、身分証明書の提示が必要ですが、クレジットカード会社などの審査はありません。
ブラックリストに入っていても、お金を手に入れられる手軽な方法だといえます。
即日払いのアルバイト
即日払いのアルバイトで、働いたその日のうちにお金を手にすることが可能です。
即日払いのアルバイトには、土木作業や警備員といった屋外の作業はもちろん、倉庫内での梱包作業や荷物の仕分け作業などでも求人があります。
深夜だけの仕事で、仕事が終わったら現金を手渡しで支払ってくれる会社もあるので、興味がある人は調べてみるのもいいかもしれません。
また、企業によっては給料の前払いの制度を福利厚生で設けているところがあります。
これは給料日までに、生活に支障が出てしまうような緊急性の高い出費があったときに、給料の一部を前払いしてもらうというもの。
会社で働いている人ならば、この制度が使えるのかを確認しておくのも手です。
本当にあなたはブラックリストに入っていますか？
ブラックリストとは、「事故情報」や「異動情報」、「延滞情報」ともいわれます。
「カードの支払いがあったのに、残高が足りなくて引き落としができなかったことがある」
「消費者金融から借りたことがある」
このようなことがあったため、ブラックリストに自分の情報が入っている、と思っても実はブラックリストに入っていなかったということがあります。
クレジットカードや消費者金融の審査が通らなかったからといって、ブラックリストに入っているとは限りません。
まずは、自分がブラックリストに入っているかどうかを確認することが必要です。
では、ブラックリストに入る条件というのは、どのようなものでしょうか。
ブラックリストに入る条件とは
ブラックリストに入るはっきりとした条件はありませんが、大体以下のようなことがブラックリストに入る条件といわれています。
- 借金の返済を2～3カ月以上滞納したことがある
- 借金が支払えず代位弁済の経験がある
- 債務整理の経験がある
- クレジットカードを強制解約された経験がある
借金の返済は、カードローンや消費者金融から借りたお金はもちろん、携帯電話の端末代なども含まれるので注意が必要です。
督促状が届いてもそのままにしていた、という人はブラックリストに入っている可能性があります。
しかし、家賃や電気料金などカード会社を通さない支払いの場合、滞納していてもブラックリストに入ることはありません。
代位弁済とは、本人が借金を支払えず保証会社などが代わりに支払ってくれることをいいます。
債務整理とは、借金を整理することです。
債務整理にはいくつか整理の方法がありますが、弁護士や司法書士などに依頼して借金の返済金額や返済方法を決めるのが一般的です。
クレジットカードの強制解約は、自分の意思とは関係なくクレジットカード会社によって使用を強制的に停止、解約させられてしまうこと。
カード会社にカードの利用に不正があったと判断されたときや、支払いに問題があったときに起こります。
このような事例が過去にあった場合はブラックリストに名前が残っている可能性があります。
また、本当にブラックリストに入っているのかを確かめる方法として、信用調査会社に依頼することが可能です。
1,000円ほどの費用がかかってしまいますが、自分がブラックリストに入っているのか確かめる確実な方法でもあります。
ブラックリストが解除されるまでの期間
ブラックリストに名前が残るのは5〜10年です。
過去にブラックリストに名前が入っていたとしても、この期間を過ぎればお金を借りることが可能です。
まとめ
ブラックリストに入っていてもお金を借りる方法をいくつか紹介しました。
ブラックリストに入っていても、急にお金が必要な場面は出てきてしまうものです。
そのようなときには、紹介した内容を参考にお金を借りてみるといいでしょう。
借りる際は、必要な分だけ借りて返済期限までにしっかり返すように心がけてくださいね。